会長挨拶

kyushin

2018年4月1日から2年間、ケイ素化学協会会長を務めることになりました群馬大学の久新と申します。 ケイ素化学協会は約430名の会員から成る学会で、我が国のケイ素化学で中心的な役割を果たしている組織です。今後のケイ素化学の発 展を考えながら、ケイ素化学協会の運営に携わっていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

ケイ素化学協会は1996年6月に日本ケイ素光化学会と有機ケイ素関連材料化学協会が合併して発足しました(初代会長は安藤  亘教授)。それ以前もケイ素化学は日米欧が世界の三極と言われており、我が国では活発な研究がされていました。本協会の設立によって 組織としての基盤が確立し、現在まで国際的なリーダーの一つとしての立場を維持してきました。1999年には第12回有機ケイ素化学国際 会議(組織委員長は櫻井英樹教授)、2007年には第1回アジアケイ素化学会議(同、吉良満夫教授)、2012年には第4回アジアケイ素化 学会議(同、関口 章教授)が開催されました。また、2004年には「21世紀の有機ケイ素化学-機能性物質科学の宝庫-」(玉尾皓平 教授監修、シーエムシー出版)、2013年には「現代ケイ素化学-体系的な基礎概念と応用に向けて-」(吉良満夫教授・玉尾皓平教授 編、化学同人)が出版され、我が国のケイ素化学の研究教育面での水準を示す記念碑的な書籍になっています。

しかし設立から20年以上経つと、いくつか課題が見えてきているのも事実です。例えば、基礎化学としてのケイ素化学の研究発表がメイ ンになっており、産業界から見た魅力を高めるべきであるという意見が寄せられています。また、ケイ素化学に関する多様な分野、例えば有機 化学、無機化学、高分子化学、機能性材料、生体関連化学などの研究者が参集する場に強化していけないかという意見をいただいていま す。このような課題に対して何ができるか、少しでも改善できないか考えていきたいと思います。会員の皆様やケイ素化学に関心をもっておられ る皆様からの意見や議論をいただきながら、ケイ素化学協会をさらに発展させていければと思います。


ケイ素化学協会 会長

群馬大学 久新 荘一郎
前会長の挨拶

 歴代の会長・副会長はこちらをご覧ください。

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